用地測量は、道路、河川、水路、ダム、公園等の新設、改修、拡幅、廃止等にあたり、用地取得等のために行うものであり、これらの作業に当たっては、測量区域を管轄する法務局等において調査した資料に基づいて、地番ごとにそれぞれの境界点を現地で明確にし、これらを測量し、その面積を算出するとともに必要な諸資料及び図面を作成します。



◆ 技術的ポイント ◆

用地測量の工程には、法務局等調査、境界確認、境界測量、面積計算、図面作成があります。境界測量を行うことにより隣接者との境界が明確になるとともに、法務局に登記してある面積との相違もわかります。また、測量した図面を不動産登記法に則り法務局に登記することが出来ます。


測量一般(参考)


● 地形測量

平板測量・TS測量

数値地形図データ等を作成する作業です。また、地形図は防災・設計・環境など様々な用途として利用されます。当社は、様々な技術を活用し効率的にデータの取得を行い、利用ニーズに合った成果を提供します。

● 応用測量

路線測量

線状築造物(道路・水路等幅に比べて延長の長い構造物)建設のための調査、計画、実施設計等に用いられる測量をいいます。測量地区の現況を調査し、調査資料に基づいて計画された影響範囲を地上に明示して、必要な資料を作成するまでの測量です。

用地測量

用地測量は、土地の取得・売買等に必要な書類作成及び図面作成のための測量です。用地測量では、測量地区を管轄する法務局等で調査した公図・既存測量図等をもとに地番ごとの境界点を現地で確認し、測量することにより、地番ごとの面積を算出するとともに、必要な諸資料を作成します。